カーネルコンピュータシステム

KDauto_trans(標準版)

製品概要

KDauto_trans(標準版)について

  • アプリケーション側から監視フォルダ(最大200個)毎にフォーマットの異なる入力ファイルを格納することで自動でデータを取り出し、 フォルダ毎やデータタイプ毎に指定されたデータ変換ソフト(別売)を起動させ、データ変換します。
  • 変換されたデータは、ファイル出力(指定したフォルダ)、FTP転送またはプリンタドライバ経由で印刷処理の選択可能です。
KDauto\_trans(標準版) 概略図

特長

  • 監視フォルダへ入力ファイルを格納することで自動でデータ変換を行います。
  • 変換結果ファイルは任意に指定したフォルダへ作成されます。
  • 監視フォルダ以下のサブフォルダの監視を行うことが可能です。
    変換結果ファイルは任意に指定したフォルダの直下に同じサブフォルダを自動作成してそこへ出力します。
  • データ変換ソフトにKDコンバートシリーズを組み合わせることで様々なCAD/PLOT/IMAGEデータの扱いが自由にコントロールできます。
    例えば、下記のKDコンバート製品を組み合わせて監視しながら自動変換を行います。
    • RS3RS【ラスター/ラスター変換】
    • HP2RS【HP-GL/ラスター変換】
    • RS3PST【ラスター/PostScript,PDF変換】
  • 変換ソフトの設定ファイルを自動検索して変換することが可能です。
    変換ファイル名と同じファイル名+指定拡張子の設定ファイルを指定フォルダから検索して指定コマンドオプションと組み合わせて変換を行います。
    設定ファイルが無い場合は変換エラーとなります。
    • RSTX3RS【ラスター/ラスター変換(テキスト合成オプション)】
      テキストデータファイルを自動検索して、変換ファイル毎に異なる文字列を貼り付けるようにす
    • RS3PST【ラスター/PostScript,PDF変換】
      出力属性ファイルを自動検索して、変換ファイル毎に異なるPDF生成時のセキュリティレベルを設定するようにする。
  • 監視フォルダに複数の種類のファイルをコピーした場合に、それぞれの種類のファイルについて変換方法を設定することが可能です。
    (ファイルの種類はファイルの拡張子で判断します。)
  • 監視フォルダ毎に優先順位の設定が可能です。
    通常使用する監視ディレクトリより優先順位の高い監視ディレクトリを用意しておくことで通常処理に割り込んで処理を行うことが可能になります。
  • 監視フォルダ毎に監視開始時間、監視終了時間の設定が可能です。
    監視するファイルをフォルダ毎に時間でコントロールできる為、マシンの負荷が少ない限られた時間にのみ処理を行うことが可能です。
  • 複数のファイルを同じファイルに変換することによって、一つのファイルにまとめて出力することが可能です。
    (変換を開始するためにトリガーとなるテキストファイルを監視フォルダにコピーする必要があります。)
    (例)
    • HP-GL/2データ、ラスターデータをTIFFに変換後、一つのファイルに纏めて出力する。
      → KDauto_trans標準版 + H23RS + RS3RSで可能
  • 変換結果ファイルをFTP転送したり印刷(プリンタへファイルの転送)したりすることがでます。
  • 変換結果の情報をメールにて通知いたします。
  • 処理結果(OK,NG,NGの場合はNGの原因も)を履歴ファイルに出力することが可能です。
  • XMLフォーマットの履歴ファイルを作成することが可能です。

簡易マニュアル

Q&Aと関連ページ

動作環境

対応OS

  • Windows 7
  • Windows 8 / Windows 8.1
  • Windows 10
  • Windows 11
  • Windows Server 2008 / Windows Server 2008 R2
  • Windows Server 2012 / Windows Server 2012 R2
  • Windows Server 2016
  • Windows Server 2019
  • Windows Server 2022
  • Linux(RHEL4以降など) ※
  • Solaris9以降(SPARC) / HP-UX11i V2以降 / AIX6.1以降
  • RHEL4以降あるいはそれに相当するカーネル2.6以降のx86/x64系Linux

価格表

型番 製品名 価格 (税抜)
KD-OPT0005 KDauto_trans(標準版) 20万円
KD-OPT0006 KDauto_trans(標準版)(UNIX版) 20万円
KD-OPT0007 KDauto_trans(標準版)(LINUX版) 20万円
  • 製品定価にサポート費用は含まれていません。別途サポート費用が必要です。
    >>詳細はこちら
  • 動作環境が物理環境の場合はCPU数、仮想環境の場合はコア(vCPU)数によって追加費用が必要な場合があります。
    >>詳細はこちら

関連製品

製品名製品概要
KDauto_trans (機能強化版) KDauto_trans (標準版) + KDdriver の組み合わせにより各種DTPデータ (Word, Excel, PowerPoint, PDF, XDW, HTML, XMLなど) を自動監視してラスターデータに変換します。
KDauto_trans (PDF出力機能強化版) KDauto_trans(機能強化版)に、KDdriver_long(PDF) for Windows を使用してPDFファイルを出力する機能を追加したアプリケーションです。
KDauto_trans (長尺機能強化版) KDauto_trans(機能強化版)に長尺PDFファイルの変換とカラー/モノクロ出力を追加したアプリケーションです。
KDauto_trans (印刷機能強化版) KDprintout for driverを使用して、 ベクターファイル(HP-GL, HP-GL/2, OFI, DXF, DWG)、ラスターファイル(TIFF, BMP, JPEG等)を指定したプリントドライバに自動印刷します。
KDauto_trans (バーコード自動認識版) ラスターデータ(TIFF, JPEG等多数のフォーマット)から、バーコードデータ(QRコード, PDF417, 1次元バーコード)を自動認識し、 バーコード情報のCSVファイル出力やバーコード情報を出力ファイル名として出力します。
KDauto_trans (DocuWorks出力機能強化版) ベクターファイル(HP-GL, HP-GL/2, OFI, DXF, DWG)、ラスターファイル(TIFF, BMP, JPEG等)を DocuWorks Printer経由でXDWファイルに変換します。
KDauto_trans (DTP2XDW) KDauto_trans(標準版)にDTPデータ(Word, Excel, PDF等)をDocuWorksに変換する機能を追加した製品となります。

更新履歴

2023年12月8日

バージョンアップを行いました。(Ver 5.2.6)

2023年2月28日

監視ファイルの取得エラー処理を改良しました。(Ver5.2.5)

2023年1月20日

印刷タイムアウト機能を追加しました。(Ver5.2.4)

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