カーネルコンピュータシステム

KDauto_transに関するQ&A

変換処理を行う方法について

Q1.マシンにログインせずに変換処理を行う事は可能ですか?

  • KDauto_transにはサービス処理版が付属していますので、これをサービスに登録すれば可能です。
    ※標準版、印刷機能強化版、バーコード自動認識版、DocuWorks出力機能強化版で可能です。
    これ以外のKDauto_transでは標準版と同等の機能で使用が可能です。

Q2.コマンドプロンプトを表示せずに変換処理を行う事は可能ですか?

  • KDauto_transには常駐処理版が付属していますので、これを実行すれば可能です。
    マシンにログインせずに変換処理を行う事はできません。

文書データの変換について

Q1.文書データもCAD/PLOTデータと同じように監視が可能ですか?

  • 可能です。変換可能な文書データは下記のファイルとなります。
    MS-WORD, MS-EXCEL, MS-PowerPoint, PDF, DocuWorks, VISIO, TEXT
    また、変換を行なうマシン上には,上記のファイルに対応したアプリケーション(MS-OFFICE等)が必要となります。
    機能強化版、PDF出力機能強化版、長尺機能強化版、DTP2XDW版で変換が可能です。
  • 長尺PDFデータは長尺機能強化版で変換が可能です。
  • MS-OFFICEなどでマクロ命令の中にダイアログ表示されるデータやMS-OFFICEのバージョンの違いによるメッセージ表示がされるデータはその時点で停止してしまいますのでご注意ください。

Q2.文書データをPDF, DocuWorksに変換する事が可能ですか?

  • PDFに変換する場合はPDF出力機能強化版で可能です。
  • DocuWorksに変換する場合はDTP2XDW版で可能です。
    別途、富士フイルムビジネスイノベーション社製品DocuWorks(ver6.0以降、8.0.3を除く)が必要となります。

Q3.文書データを機能強化版を使用してPDFに変換する場合とPDF出力機能強化版を使用してPDFに変換する場合とでは何が違いますか?

  • 機能強化版ではKDdriver for Windowsを使用してラスター変換を行い、そのラスターデータをPDFに変換しています。
    作成されたPDFの内容はラスター化されていますので文書データの文字列もラスター化されてしまい文字列の検索ができません。
  • PDF出力機能強化版ではKD Driver Long PDF Driverを使用してベクターPDFに変換しています。
    文書データの文字列はそのまま変換されるため文字列の検索が可能になります。

ファイルの出力について(複数のファイル)

Q1.複数のファイル(複数のフォーマット)を自動的に一つのTIFFファイルに変換する事は可能ですか?

  • 可能です。TIFFに追加する順番を指定する事もできます。

Q2.複数のファイル(単一のフォーマット)を指定用紙サイズにレイアウトして出力する事は可能ですか?

  • HP-GL, HP-GL/2同士のレイアウトが可能です。
    KDauto_trans標準版とHP-GL, HP-GL/2レイアウト処理を組み合わせる事で可能になります。 HP-GH, HP-GL/2レイアウト処理が可能なKDコンバートプログラムは、HPLAYHPになります。

ファイルの出力について(監視フォルダ)

Q1.監視フォルダにデータを投げる事で自動的にWindowsのプリンタドライバ経由で印刷できますか?また、このとき入力データがサイズ混在(A3、A4など)しても自動的に判別して出力できますか?

  • 印刷機能強化版かKDprintout for driverをKDauto_transの配下で利用する事によって可能です。
    サポートされている入力データはKDprintout for driverを参照ください。

Q2.監視フォルダにデータを投げる事で自動的にバーコードを解析することができますか?

  • バーコード自動認識版で可能です。
    サポートされている入力データはラスターとDocuWorksとイメージ形式のPDFになります。
    認識可能なバーコードは[JAN13], [JAN8], [CODE39], [CODE128], [GS1-128(UCC/EAN128)], [NW-7], [ITF], [郵便カスタマバーコード], [QRコード], [GS1 DataBar(RSS)], [PDF417], [GS1 合成シンボル]になります。
    認識したバーコードの内容をファイルに出力することや出力ファイル名にすることができます。

Q3.監視フォルダ以下のサブフォルダにあるファイルも変換する事は可能ですか?

  • 可能です。
    サブフォルダを監視対象にするには環境設定でサブフォルダ監視をONにする必要があります。

データの優先出力について

Q1.入力データの優先出力は可能ですか?

  • フォルダの若い番号順に出力するか、名前順にするか、または、日付の古い順に出力するのかを指定できます。

Q2.監視するデータの優先順位を指定できますか?また、出力データの大きさ(用紙サイズ)ごとに出力先と実行方法を設定できますか?

  • フォルダ単位で優先度を付ける事ができます。
    出力用紙サイズごとに実行プログラムと出力先を指定できます。
    ※出力データのフォーマットがラスターの場合のみ可能です。

データ変換後の指定について

Q1.図面管理システムなどで自動化のために、所定のフォルダに入れたCADデータ(DWG, DXFなど)、プロットデータ(HP-GL, HP-GL/2など)、イメージデータ(TIFF, CALSなど)を自動的にTIFF、PDFなどに変換して別のフォルダに格納できますか?

  • 全てのKDauto_transとKDコンバートプログラム(KDprint, KDraster(ラスター/ラスター), KDraster(ベクター/ラスター), KDcad)との組み合わせで可能です。

Q2.変換結果(OK, NG)や印刷結果(OK, NG)をメールで送信する事はできますか?NGだった場合にNGになったファイルをメールに添付する事ができますか?

  • 変換結果(OK, NG)や印刷結果(OK, NG)をメールで送信する事ができます。
    SMTPサーバーで接続されているアドレスを最大10個指定できます。
    結果がNGのときのみメールを送信するように設定する事もできます。
    NGファイルをメールに添付する事ができます。

その他

Q1.KDauto_transで長尺サイズの出力は可能ですか?

  • KDauto_trans長尺機能強化版で可能です。 もしくは、長尺サイズに対応しているKDコンバートプログラムと組み合わせることにより可能です。
    変換プログラムはHP-GL/2からラスター(長尺対応版)の変換プログラムなどが、これにあたります。

Q2.1つのフォルダに異なるフォーマット(TIFF, HP-GL, doc)を送っても正しい動作ができますか?

  • 異なるフォーマットの処理プログラムと拡張子を設定する事で、拡張子に対するアプリケーションソフトがリンクされ正しく動作します。
    1個のフォルダに50個の異なるフォーマットを設定できます。
    1個のフォーマットに8個の拡張子が設定できます。
    (例) 拡張子がplt, hp2, gl2の場合ははHP-GL/2として処理、拡張子がdxfの場合はDXFとして処理、それ以外の拡張子の場合はエラーとして処理します。

Q3.KDauto_trans(標準版)のみ購入は可能ですか?

  • KDauto_trans(標準版)のみの購入はできますが、変換処理を行う場合はKDコンバートプログラムの購入が必要です。
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