カーネルコンピュータシステム

RS2BAR, RS3BAR

製品概要

RS2BAR, RS3BARについて

  • イメージデータ上のバーコードを読み取る、コマンドライン形式のプログラムです。
    バーコードがどこにあっても、また何個でも読み取ることができます。
    バーコードの情報は、CSVなどのテキスト情報としてファイルに出力されます。
  • バーコードの情報をもとに、入力ファイルのリネームや分割などが可能です。
  • RS2BAR: 1次元バーコードの認識
  • RS3BAR: 1次元バーコードおよび2次元バーコードの認識

RS2BAR, RS3BAR 概略図

特長

コマンドライン形式プログラム

  • コマンドラインから入出力ファイル名を指定して実行します。
    様々なシステムへの組み込みに対応できます。
  • バッチ処理による一括変換が可能です。

弊社別売製品との連携

主な機能

実行時各入出力フォーマットの属性パラメータやオプションパラメータを設定できます。

バーコードの読み取り結果をCSVなどの形式でファイルに出力

  • 読み取ったバーコードの情報は、1件につき1行のテキストデータとして出力されます。出力されるデータにはバーコードの内容だけでなく、バーコードの種類、位置(座標)、向き、検出ページ、通し番号などの情報も含めることができるので、任意の形式のCSVデータも生成できます。

バーコードの読み取り処理について

  • 複数種類、複数個のバーコードを1度の処理で認識することが可能です。
  • マルチページファイルについては、全てのページあるいは特定のページだけを処理できます。
  • バーコードの読み取り範囲を指定することができます。
    複数バーコードが存在する場合でも、特定の範囲にあるバーコードのみ認識することができます。
  • 1次元バーコードは、0/90/180/270度などの大まかな方向を指定して読み取ることができます。
    スキャナで読み取る際などに傾いたイメージにも対応できます。
  • 認識するバーコードの種類、桁数、文字種などを制限することによって、効果的に誤認識を防止することができます。
  • 設定により、認識の障害となるディザノイズなどを除去することができます。
  • ページごとに検出したバーコードの座標から順番を並べ替えることができます。(※RS3BARのみ)

仕分け機能 (※RS3BARのみ)

  • 検出したバーコードの情報をもとにファイルをページ単位で分割できます。
  • バーコードの内容をもとに入力ファイルのファイル名を変更することが可能です。
  • 検出したバーコードの向きでページを回転することができます。
  • バーコードのあるページ、バーコードのないページ、空白のページを削除できます。

特殊な機能

  • 分割QRコードに対応しています。同じファイル内であれば異なるページに分割されていても連結することができます。
  • 読み取ったバーコードを任意の文字で分割し、複数のバーコードとして扱うことができます。
  • バーコードごとに、システム上でユニークな連番を付けることができます。
  • 「空白のページ」や「バーコードのないページ」を検出することもできます。

対応フォーマット

読み込み可能なフォーマット(モノクロ/カラー)

  • BMP
  • CALSG4(type1, type2(tiled))
  • CCRF
  • DCX
  • EDMICS(MMR, RLC)
  • FORMTEK
  • FX-MMR
  • GIF
  • GTX(G4)
  • IOCA(非圧縮, MMR, IBM-MMR)
  • JPEG
  • JPEG 2000
  • MMR(G4 FAX)
  • MR(G3 FAX)
  • MH(G3 FAX)
  • MIEL
  • NSXPRESS(MMR, MR, MH)
  • PBM/PGM/PPM
  • PCX
  • PNG
  • Sun Raster(非圧縮, MMR, MR, MH, RLE)
  • TIFF(非圧縮, Packbits, JPEG, CCITT-1D, MMR, MR, MH, LZW, deflate)
  • TOSFILE(MMR, MR, MH)
  • WBMP
  • XBITMAP
  • XDW(DocuWorks)
  • XWD(X Window Dump)
  • XDW(DocuWorks)の入力には別途、富士フイルムビジネスイノベーション社製品DocuWorks6~9.1(8.0.3を除く)が必要になります。(9.1.5以降ご利用時の注意点)
  • サブスクリプション版のDocuWorksには対応しておりません。

読み取り可能なバーコード一覧

1次元バーコード

  • CODE39
  • CODE128
  • GS1-128(UCC/EAN128)
  • JAN8/13
  • ITF
  • NW-7
  • 郵便カスタマバーコード
  • GS1 DataBar(RSS)

2次元バーコード

  • QRコード(モデル1、モデル2)
  • マイクロQRコード
  • PDF417
  • DataMatrix(ECC200)
  • GS1 合成シンボル(EAN.UCC合成シンボル)

簡易マニュアル

RS2BAR, RS3BARについて記載した簡易マニュアルをPDFファイルでダウンロードできます。

Q&Aと関連ページ

動作環境

対応OS

Windows版
  • Windows 7
  • Windows 8
  • Windows 8.1
  • Windows 10
  • Windows 11
  • Windows Server 2008
  • Windows Server 2008 R2
  • Windows Server 2012
  • Windows Server 2012 R2
  • Windows Server 2016
  • Windows Server 2019
  • Windows Server 2022
Linux版
  • Linux(RHEL4以降など) ※
  • RHEL4以降あるいはそれに相当するカーネル2.6以降のx86/x64系Linux
UNIX版
  • Solaris9以降(SPARC)
  • HP-UX11i V2以降
  • AIX6.1以降

価格表

型番 製品名 価格 (税抜)
KD-RAS0593 RS2BAR 20万円
KD-RAS0594 RS3BAR 30万円
  • 製品定価にサポート費用は含まれていません。別途サポート費用が必要です。
    >>詳細はこちら
  • 動作環境が物理環境の場合はCPU数、仮想環境の場合はコア(vCPU)数によって追加費用が必要な場合があります。
    >>詳細はこちら

オプション製品

製品名 製品概要
KDCONV_DIR
(階層構造一括変換)
指定フォルダ以下のファイルを一括して変換するオプションプログラム

更新履歴

2024年6月7日

バージョンアップを行いました。 (ver 1.9.3)

  • 傾き補正を追加しました。
  • DocuWorksのイメージ文書でDocuworksの表示方向で出力する機能を追加しました。
  • 解析範囲のオプション指定で小数点以下2桁までの指定に対応しました。

2023年6月30日

バージョンアップを行いました。 (ver 1.9.2)

2022年12月23日

バージョンアップを行いました。 (ver 1.9.1)

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