カーネルコンピュータシステム

バーコード認識に関するQ&A

RS2BAR, RS3BAR

Q1. どのような情報を取得できますか?

  • 主に以下のような情報をバーコード毎に取得することができます。
    • バーコードの内容
    • 文字数
    • バーコードの種類
    • 位置
    • ファイル名
    • ページ番号
    • 連番
  • 情報は1件につき1行のテキストデータとして出力されます。
  • QRコードおよびマイクロQRコードについてはさらに詳しい情報を取得できます。(RS3BARのみ)
  • 「白紙ページ」や「バーコードのないページ」を検出することもできます。

Q2. 複数のバーコードがあったらどうなりますか?

  • 1回の処理で、複数のバーコードがそれぞれ認識されます。
  • ページ内でのバーコードの順番は不定になります。
    設定により、ページ内でのバーコードの順番を並び替えることもできます。(RS3BARのみ)
  • 設定により、特定の条件を満たすバーコードだけを認識することもできます。
  • 認識するバーコードの数を制限することもできます。

Q3. 読み取り範囲を指定できますか?

  • 読み取り範囲を矩形で指定することができます。
  • 複数の範囲を同時に指定することはできません。
  • 指定範囲内に複数のバーコードが含まれていても構いません。

Q4. バーコードがないはずの部分でバーコードが検出されます。

  • バーコードの性質上、画像の中で偶然バーコードと一致するパターンが検出されることがあります。
  • 条件に応じて、バーコードの種類や桁数、読み取り範囲などを適切に設定しておくことによって、このような現象を防止することができます。

Q5. マルチページファイルに対応していますか?

  • マルチページファイルにも対応しています。
  • 特定のページだけを処理することも、全ページを処理することもできます。
  • 検出したバーコードで自動正立、ページ削除、ファイル分割といった処理もできます。(RS3BARのみ)
  • またRS3RSなどと組み合わせると、バーコードのあるページを基準にしてファイルを分割したり、フォーマッ変換、といった処理もできます。

Q6. バーコードの内容をファイル名にすることができますか?

  • 読み取ったバーコードの内容に応じて任意のコマンドを実行することができるので、バーコードの内容をコピー先のファイル名としてcopyコマンドなどを実行し、バーコードの内容をファイル名にすることなどもできます。
  • ファイル名として使う最大文字数なども指定できます。
  • バーコードの内容以外の情報をファイル名に含めることもできます。

Q7. 読み取ったデータを加工できますか?

  • バイナリデータや制御文字などは、そのままではテキストとして扱うことができないので、デフォルトではエスケープ表現に置き換えられます。
    エスケープの方法は、いくつかのパターンの中から選択できます。
  • 設定により、そのままバイナリデータとして別ファイルに出力し、そのファイル名を読み取り結果として扱う、ということも可能です。
  • また、データの内容を任意の区切りや任意の位置文字で分割し、独立した複数のデータとして扱う、という機能があります。 (区切り文字の指定にはワイルドカードなどを使うことができます。)

Q8. 多重起動できますか?

  • バージョン1.6.0以降の製品は、多重起動に対応しています。
  • それ以前のバージョンは、Windows環境で多重起動すると問題が起きる可能性があります。

RS3BAR

Q1. 対応しているQRコードの形式は?

  • モデル1、モデル2に対応しています。
  • 最小のものから最大のものまで、すべての型番に対応しています。
  • 分割QRコードを自動的に連結して読み取ることができます。
  • マイクロQRコードに対応しています。
  • 角度に制限はありません。
  • セキュリティQRコードの非公開部分を読むことはできません。
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