カーネルコンピュータシステム

KDplug_in for DocuWorks

製品概要

KDplug_in for DocuWorksについて

DocuWorksのプラグインソフトとして以下の4つの機能を提供します。

  • 比較処理
    DocuWorks Desk上の2つのXDWデータを指定して比較処理を行います。
    廉価版ソフト(比較機能限定)【KDplug_in Differ for DocuWorks
  • データの取り込み(XDW変換)
    プリント・プロットデータ(HP-GL, HP-GL/2, OFI)、国内外の各種ラスターデータをXDWデータに変換してDesk上に出力します。
  • バーコード合成
    Desk上のXDWデータにバーコード(イメージアノテーション)を合成します。
  • ラスター出力
    Desk上のXDWデータを国内外の各種ラスターデータに変換して出力します。

KDplug_in for DocuWorks 概略図
KDplug_in for DocuWorks 概略図

主な機能

比較処理

DocuWorks Desk上の2つのDocuWorksデータを選択して、比較処理を行います。

違いのある所は【赤色(削除部分)】や【青色(追加部分)】で表現(同じ所は黒色)され、DocuWorks Desk上にDocuWorksデータとして結果ファイルを作成します。

  • 比較検出可能なデータ
    図面アノテーション
  • テキスト比較の注意点
    ページ全体を画像として比較するため、位置がずれているだけのテキストなども差分として検出されます。»サンプル図
相違箇所の見落としを防ぐ機能
  • 差分箇所を枠で囲うことができます。
    枠表示機能を利用すれば、差分領域が非常に小さいものについても確認が容易になります。»サンプル図
    また、枠自体の表示を調整することもできます。
  • 差分のあるページに付箋アノテーションを貼り付け、差分ページを見つけやすくできます。
自動位置合わせ、ノイズ除去機能
  • 自動で画像を補正して比較を行うことができます。
    スキャナから取り込まれたデータ同士の比較を行う場合に有効な機能です。
    »サンプル図
    »使い方動画
比較結果の出力レイアウト
  • 出力レイアウトを切替えることで、相違点の確認が容易に行うことができます。»サンプル図
マルチページの比較
  • マルチページ同士の比較を行うことができます。»サンプル図
比較検出する領域の指定
  • 特定の範囲のみ比較することができます。
    たとえば、ヘッダー・フッターに追加された日付、ページ番号などを差分として検出しないようにすることができます。
  • 領域の指定方法として、DocuWorksの四角形アノテーションを使って指定することができます。
    »サンプル図
    »使い方動画

データの取り込み(XDW変換)

PRINT、PLOTデータ(HP-GL, HP-GL/2, OFI, GERBER)、CADデータ(DWG, DXF)、イメージデータ(TIFF, CALS, JPEGなど)の各フォーマットを取り込み、DocuWorksファイル(XDW)として作成されます。
読み込み後はDocuWorksが持っている編集コマンドが利用できます。
(作成されたXDWデータはすべてイメージとなります)

モノクロ/カラーデータ出力変換に対応
  • カラー出力変換の際にペンの色、線幅を任意設定することができます。
    (HP-GL, HP-GL/2, DWG, DXF, OFI(線幅は不可))
スケーリング処理に対応
  • 任意サイズへ出力できます。
GERBERデータ変換について
  • GERBERデータは、アパーチャファイルを外部ファイルで指定することができます。
    但し、レイヤー付きデータの合成処理は「上書き」のみサポート(透過モードは不可)
出力データについて
  • 既存のDocuWorksファイルに取り込んだデータを挿入することが可能です。
  • 変換されたXDWデータは、文書データ(MS-OFFICE, PDFなど)を除き、すべてイメージに変換され、その際解像度設定が可能です。
  • 入力ファイルをオリジナルデータとして添付することが可能です。
マルチページ処理について
  • 入力データがマルチページの場合は、マルチページ処理が可能です。
対応フォーマット(PLOT, CADデータ)
  • DWG(R13J, R14J, 2000, 2004)
  • DXF(R12J, R13J, R14J, 2000, 2004)
  • GERBER(RS-274X, RS-274D)
  • HP-GL
  • HP-GL/2(ベクター/ラスター混在)
  • OFI(ベクター/ラスター混在)
対応フォーマット(ラスターデータ)
  • CCRF(calcomp)
  • CALS-G4(type1, type2)
  • EDMICSラスター(MMR, RLC)
  • FORMTEK
  • FX-MMR
  • G3FAX(1次元圧縮)
  • G3FAX(2次元圧縮)
  • G4FAX
  • GIF
  • GTXラスター(G4)
  • IOCA(IBM-MMR, MMR, 非圧縮)
  • JFIF形式のJPEG(プログレッシブ対応)
  • NSXPRESS(MMR, MR, MH)
  • PC PaintBrush(RLC圧縮)(1, 3, 4, 8, 24ビット)
  • PNG(カラー/グレー, プログレッシブ対応)(1~64ビット)
  • Sunラスター(非圧縮, RLE, MMR, MR, MH)(1, 8, 24, 32ビット)
  • TIFF(非圧縮, Packbits, JPEG, CCITT-1D, MMR, MR, MH)(1~32ビット、ストリップ、タイル対応)LZW圧縮対応
  • TOSFILE(MMR, MR, MH)
  • Windows Bitmap(非圧縮)(1, 4, 8, 24ビット)
  • X-bitmap(2値)
  • Xラスター(非圧縮)(1, 4, 8, 16, 24, 32ビット)
  • 富士通MIEL(MMR圧縮)

バーコード合成

バーコード(CODE39/JAN13-8/QRコードなど)を生成し、DocuWorksファイルにアノテーションとして合成します。

DocuWorksへバーコードを合成
  • DocuWorks Desk上で選択されたファイルへ指定された情報を元にバーコードをアノテーション化して合成します。
マルチページ処理について
  • マルチページデータの場合、バーコードを合成するページの指定が可能です。
生成可能バーコード
  • CODE39
  • CODE128
  • JAN3/13
  • ITF
  • NW-7
  • GS1-128(UCC/EAN128)
  • GS1 DataBar(RSS)
  • コンビニバーコード
  • 医療資材商品バーコード
  • 郵便カスタマバーコード
  • (Micro)QRコード
  • (Micro)PDF417
  • MaxiCode
  • DataMatrix
  • GS1合成シンボル(EAN.UCC合成シンボル)

>> バーコードの概要

ラスター出力

DocuWorksファイルをイメージデータに出力することができます。
必要なイメージフォーマットへの変換が行えます。

既存のファイルへの追記、上書きについて
  • 出力ファイルがすでに存在する場合、既存のファイルに追記・上書きの設定が可能です。
    ※マルチページ化できないフォーマットの場合、追記はできません。
出力ファイルについて
  • 変換時にスケーリング指定が可能ですので、任意サイズに変更可能です。
  • 出力データの解像度の変更が可能です。
  • モノクロ/カラー出力が可能です。
出力可能フォーマットについて
  • CALS(G4)(TYPE1, Untiled)
  • EDMICSラスター(MMR, RLC)
  • Encapsulated PostScript File Format(非圧縮)
  • FX-MMR
  • G3FAX(1次元圧縮, 2次元圧縮)
  • G4FAX
  • GIF
  • HP-RTL(非圧縮, PackBits, MH, MR, MMR)
  • IOCA(IBM-MMR, MMR, 非圧縮)
  • JFIF形式のJPEG(グレースケール, プログレッシブ対応)
  • PBM/PGM/PPM
  • PDF1.3(G4/JPEG, FLATE圧縮)
  • PNG(1~8/24ビット, カラー/グレー, プログレッシブ, 透過)
  • Portable BitMap/GrayMap/PixMap
  • PostScript Level1/Level2/Level3
  • Sunラスター(非圧縮, MMR, RLE)
  • SVG(JPEG, PNG)
  • TIFF(非圧縮, Packbits, CCITT-1D, MH, MR, MMR, LZW, JPEG)
  • Windows Bitmap(非圧縮)(1, 4, 8, 24ビット)
  • Xラスター(XWD Ver7.0)
  • 富士通MIE~L(MMR圧縮)

動画一覧

[比較処理]について各種機能の紹介や使い方などを動画で確認できます。

  • 基本操作
    基本的な使い方や各種機能についての紹介です。
  • 比較領域の指定
    アノテーションを使った比較領域の指定方法の説明です。
  • 補正機能
    主にスキャンデータを比較する際に使用する画像補正機能の説明です。

簡易マニュアル

KDplug_in for DocuWorksについて記載した簡易マニュアルをPDFファイルでダウンロードできます。

Q&Aと関連ページ

動作環境

対応OS

  • Windows 7
  • Windows 8
  • Windows 8.1
  • Windows 10
  • Windows 11
  • Windows Server 2008
  • Windows Server 2008 R2
  • Windows Server 2012
  • Windows Server 2012 R2
  • Windows Server 2016
  • Windows Server 2019
  • Windows Server 2022

64bit環境にネイティブ対応ではありませんが、32bitアプリケーションとして動作します。

DocuWorks対応バージョン

価格表

型番 製品名 価格 (税抜)
KD-PLG0031 KDplug_in for DocuWorks
(DocuWorks プラグインソフト)
15万円/5ライセンス~
(5ライセンス単位(15万円)の販売となります。)
  • 製品定価にサポート費用は含まれていません。別途サポート費用が必要です。
    >>詳細はこちら
  • 型番には、ライセンス数が付加します。

関連製品

製品名 製品概要
KDplug_in Differ for DocuWorks 比較機能のみをサポートしたDocuWorksのプラグイン製品です。
(KDplug_in for DocuWorks廉価版ソフト)

更新履歴

2024年6月28日

バージョンアップを行いました。 (ver 2.10.8)

  • [比較処理]で比較結果を新旧の比較ファイルそれぞれに対応した別ファイルとして出力できるようになりました。

2023年12月26日

バージョンアップを行いました。 (ver 2.10.7)

  • [データの取り込み]でフォントを指定できるようになりました。

2023年8月18日

[比較処理]についての紹介や使い方の動画を作成しました。

バージョンアップを行いました。(ver 2.10.6)

  • [データの取り込み]で文字の線幅を設定できるようになりました。
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