特長
BricsCAD(標準版)の印刷機能を利用して、BricsCADデータ(DXF, DWG)をイメージデータ(TIFF, JPEGなど)へ変換します。(※要BricsCAD)
BricsCADを利用するため精度の高い変換結果を得られます。
主な機能
変換対象空間
- モデル空間・ペーパー空間共に対応しており、指定した空間を変換します。
ペーパー空間にレイアウトが複数ある場合は、すべてのレイアウトを出力します。
出力されたレイアウトをマルチページとするか、シングルページとするか選択が可能です。
変換対象領域
- 印刷領域を「オブジェクト範囲」、「図面範囲(レイアウト)」、「窓」の中から指定して変換を行います。
図面に応じて領域を指定することが可能となります。
用紙サイズ
- 図面に設定された用紙サイズを反映させて変換することが可能です。
任意の用紙サイズの指定にも対応しています。
カスタム長尺用紙対応
- 任意の長尺用紙(カスタム用紙)サイズで変換することが可能です。
長尺用紙サイズの図面をHPドライバに設定されたカスタム用紙を使用して変換します。
複数の長尺用紙サイズのレイアウトが存在するデータについても変換可能です。
※ BCD3RS のみ
ラスター変換
- 任意のラスターフォーマット・解像度を指定できます。
シングルページとマルチページの選択が可能です。
操作形式
- コマンドライン形式(DOS操作)、GUI形式をサポートしており、1つの製品で両形式による操作が可能です。
バッチ処理
- フォルダ単位の一括変換を行えます。
オプション製品を使用することで、階層構造を形成するファイルも一括変換できます。
出力対応フォーマット
BCD2RS, BCD3RS (モノクロ)
- BMP(非圧縮)
- CALSG4(type1)
- EDMICS(RLC, MMR)
- FX-MMR
- HP-RTL(非圧縮, Packbits)
- IOCA(非圧縮, MMR, IBM-MMR)
- JPEG
- MMR(G4 FAX)
- MR(G3 FAX)
- MH(G3 FAX)
- MIE~L
- PNG
- Sun Raster(非圧縮, MMR, RLE)
- TIFF(非圧縮, Packbits, G3, G4)
- XWD
簡易マニュアル
BCD製品について記載した簡易マニュアルをPDFファイルでダウンロードできます。
Q&Aと関連ページ
- BricsCAD(DXF/DWG)データ変換ソフトに関するQ&A
- KDrasterコンバート(ベクター/ラスター変換)に関するQ&A
- KDprintコンバートに関するQ&A
- DXF/DWG関連の変換ソフト
KDコンバートシリーズのDXF/DWG関連のファイル変換製品をまとめたページです。 - BricsCAD(標準仕様版)のアプリケーションを使用する製品の変換仕様と制限事項について
- BCD3RS製品の変換時間
動作環境
対応OS
- Windows 7
- Windows 8
- Windows 10
- Windows 11
- Windows Server 2012
- 使用するBricsCADの対応OSによって異なります。
- サーバーOSで動作させる場合は、使用するBricsCADがサーバーOSでの動作に対応したライセンスである必要があります。
- 注意事項もご確認ください。
対応BricsCAD
- BricsCAD V14
- BricsCAD V15
- BricsCAD V16
- BricsCAD V17
- BricsCAD V18 (V18.1.09を除く)
- BricsCAD V19
- BricsCAD V20
- BricsCAD V21
- BricsCAD V22
- BricsCAD V23
- BricsCAD V24
価格表
型番 | 製品名 | 出力フォーマット | 仕様 | 価格 (税抜) |
---|---|---|---|---|
KD-RAS0840 | BCD2RS | モノクロ | A0対応版(A0/600DPI) | 40万円 |
KD-RAS0841 | BCD3RS | モノクロ | カスタム長尺対応版(6A0/3000DPI) | 45万円 |
- 製品定価にサポート費用は含まれていません。別途サポート費用が必要です。
>>詳細はこちら - 動作環境が物理環境の場合はCPU数、仮想環境の場合はコア(vCPU)数によって追加費用が必要な場合があります。
>>詳細はこちら
オプション製品
製品名 | 概要 |
---|---|
KDCONV_DIR (階層構造一括変換) |
指定フォルダ以下のファイルを一括して変換するオプションプログラム |
KDauto_trans (標準版) |
自動監視付き変換を行うオプションプログラム |
更新履歴
2024年3月29日
バージョンアップをおこないました。 (V1.6.0)
- BricsCAD V24に対応しました。
2023年1月27日
バージョンアップをおこないました。 (V1.5.1)
- 特定の設定を使用した場合に、変換後の用紙向きが異なる場合があるのを修正しました。
2022年12月26日
バージョンアップをおこないました。 (V1.5.0)
- BricsCAD V23に対応しました。
注意事項
- BricsCAD(標準版)と一体型データ変換ソフトの使用にはBricsys社製品のBricsCAD V14~V24(V18.1.09を除く)のいずれかが別途必要になります。
- 64bit OSでは32bitアプリケーションとして動作します。
- AutoCADでは動作しません。
- HP-GL/2ドライバが別途必要です。
- 対応OSはご利用になるBricsCADの対応OSにも依存します。
- サーバーOSで動作させる場合は、使用するBricsCADがサーバーOSでの動作に対応したライセンスである必要があります。
- Windows Server 2016以降のサーバーOSについては、BricsCADの正式な対応OSとしてアナウンスされておりません。これらのOSでもBricsCADが正常に動作すれば本製品も動作しますが、BricsCADの動作環境については弊社で保証するものではございません。 弊社でBricsCADも含めて動作を確認している限りにおいて、少なくとも本製品が動作する上での問題は見つかっておりませんが、もしもこれらのOSでのみ発生するBricsCAD自体の問題が見つかった場合は解決できない可能性がありますので、あらかじめご了承ください。