製品概要
RSTX3PST_OCRについて
- 様々なラスターデータ(TIFF, JPEG, PNG, BMPなど)をPDFまたはPostScriptファイルへ変換をおこないます。 その際にOCR処理を実施しPDFデータへ貼り付けることが可能です。
- コマンドライン形式なので、バッチ処理による一括変換やシステムへの組み込みに適しています。
特長
コマンドライン形式プログラム
- コマンドラインから入出力ファイル名を指定して実行します。
様々なシステムへの組み込みに対応できます。 - バッチ処理による一括変換が可能です。
テキスト合成機能
- ラスターデータに任意のテキストを合成できます。
また、ファイル名やページ番号、日付、時間も合成可能です。 - Windowsフォントの指定が可能です。
- Windowsフォント指定時はJIS第3/4水準に対応しています。
主な機能
実行時各入出力フォーマットの属性パラメータやオプションパラメータを設定できます。
OCR処理機能
- スターデータのテキストをOCR処理し、PDF/Postscriptへ変換します。
出力は元イメージと重ねて、または別々で出力することが可能です。
ラスター編集機能
- ラスターデータ(TIFF, JPEG, PNG, BMP等)をPDF、PostScriptに変換する際に任意の編集を加えることが可能です。
- 長尺対応でモノクロとカラー双方に対応しています。
出力データへのオプション設定について
- マルチページ/シングルページ処理
- 拡大・縮小(スケーリング)、回転、クリッピング、オフセットの処理
- モノクロ、カラーについての画像設定
- 複数イメージの合成(マージ)処理
PDF生成時のセキュリティレベルの情報の設定
- PDF生成時にセキュリティレベルの設定が可能です。
- セキュリティレベルの設定は下記項目が可能です。
- 印刷を許可しない
- 文書の変更を許可しない
- 内容のコピーや抽出を許可しない、アクセシビリティ無効にする
- 注釈とフォームフィールドの追加や変更を許可しない
ラスターデータにテキストを合成してPDFやPostScriptへ変換
- フォント名称の指定
- 文字の幅、高さ、文字間隔、方向の指定
- 表示文字列の指定
- 文字列の色、透明度の指定
- 文字の表示位置の指定
- 原点と座標軸の設定
- 文字の基準位置の指定
- ページ番号、日付、時間、ファイル名の割付の指定
- ページ番号、日付、時間、ファイル名の割付位置の指定
- ページ番号の書式指定、割り付ける開始ページ指定
- マルチページファイルへ文字列を合成する場合の合成先のページ番号の指定
対応データ形式
読み込み可能なフォーマット(モノクロ/カラー)
- BMP(非圧縮)
- CALSG4(type1, type2(tiled))
- CCRF
- EDMICS(RLC, MMR)
- Exif(デジカメ)
- FORMTEK
- FX-MMR
- GIF
- GTX(G4)
- IOCA(非圧縮, MMR, IBM-MMR)
- JPEG
- JPEG2000
- MMR(G4 FAX)
- MR(G3 FAX)
- MH(G3 FAX)
- MIE~L
- NSXPRESS(G3, G4)
- PBM/PGM/PPM
- PCX
- PNG
- Sun Raster(非圧縮, MMR, RLE)
- TIFF(非圧縮, Packbits, G3, G4, CCITT-1D, JPEG, classF, TiledG4, LZW, deflate)
- TOSFILE(MMR, MH, MR)
- WBMP
- XBITMAP
- XWD
出力可能なフォーマット(モノクロ/カラー)
- PDF(V1.4、V1.5、V1.6、V1.7、V1.7EX3、V2.0)
- PostScript(レベル2、レベル3)
※線画カラーデータの画質向上には、JPEG圧縮よりFLATE圧縮が有効です。
簡易マニュアル
関連ページ
動作環境
対応OS
- Windows 7 (32/64bit)
- Windows 8 / 8.1 (32/64bit)
- Windows 10 (32/64bit)
- Windows 11 (64bit)
- Windows Server 2008 (32bit版)
- Windows Server 2008 R2
- Windows Server 2012 / 2012 R2
- Windows Server 2016
- Windows Server 2019
- Windows Server 2022
価格表
型番 | 製品名 | 価格 (税抜) |
---|---|---|
KD-RAS0652 | RSTX3PST_OCR | 40万円 |
- 製品定価にサポート費用は含まれていません。別途サポート費用が必要です。
>>詳細はこちら - 価格は、1台のマシン(1CPU)に対して1インストールの価格設定です(サーバーへのインストール可)。
購入本数によってボリュームディスカウントがあります。 - 動作環境が物理環境の場合はCPU数、仮想環境の場合はコア(vCPU)数によって追加費用が必要な場合があります。
>>詳細はこちら
オプション製品
製品名 | 製品概要 |
---|---|
KDCONV_DIR (階層構造一括変換) |
指定フォルダ以下のファイルを一括して変換するオプションプログラム |
KDauto_trans (標準版) |
監視フォルダへ入力データを格納することで自動的にデータ変換を行います。 変換結果は、印刷、ファイル転送、指定した別のフォルダへのファイル出力ができます。 |
関連製品
製品名 | 製品概要 |
---|---|
RS2OCR | イメージからテキスト情報を抽出 |
PDF2OCR | PDFデータをOCRしてテキストへ出力 |
RS3PST_OCR | ラスターからPDFへ変換+OCR機能追加版 |
RSBAR3PST_OCR | ラスターからPDFへ変換+OCR機能追加+バーコード+テキスト合成機能追加版 |
更新履歴
2022年5月27日
バージョンアップを行いました。 (ver 3.1.7)
- インストーラーの形式を変更しました。
2022年3月31日
- Windows XP, Server 2003, Vistaのサポートを終了しました。
2022年2月18日
Windows 11, Server 2019, Server 2022に対応しました。(ver 3.1.6)