カーネルコンピュータシステム

KDtext_driver

製品概要

KDtext_driver for Windowsについて

  • Windowsの印刷機能を利用してテキストデータのみ抽出するWindowsプリンタドライバです。
  • Windows上のアプリケーションから通常の印刷処理を行うだけでテキストデータが抽出されます。
  • 文書、図面等からテキストデータのみ抽出する場合に有効です。

操作説明

  • プリンタドライバと同様の操作でテキストデータの抽出を行います。
  • アプリケーションからKDtext_driverを選択し印刷するだけで各アプリケーションファイルのテキストデータを抽出します。
  • 複数のファイルを選択して、アイコンにドラッグ&ドロップすることで連続出力も可能になります。

KDdriver_long for Windows 概略図

主な機能

出力形式の指定

  • 出力データを文字列または1文字毎に出力することが可能です。

文字列の連結精度の指定

  • 抽出した結果、分裂した文字列に対し連結して出力するための設定を行います。
  • 連結には、誤差許容値を基に二つの文字列の高さ・文字方向、終点・始点が重なっているかを判定しています。
  • 連結条件を指定することにより、一定の条件下の文字列のみ連結させることも可能です。

重なり文字列の出力精度の指定

  • 「影付き文字」などの文字飾りを適用している文字列の抽出を行う場合、指定した範囲内にある同じ文字を除外し一つの文字とし出力します。

データの整列

  • 抽出結果のデータを固定長の幅で整列し出力します。
  • 出力項目「テキスト」のみ0から任意の文字数での整列が可能です。

出力項目の指定

  • 文字数、テキスト、色(RGB値)文字サイズ、傾き、座標から複数項目選択することが可能です。
  • 項目を区切るための文字(カンマ、スペース、タブ、セミコロン)を指定することが可能です。

原点移動の指定

  • 抽出された座標データを第一象限のデータに変換することが可能です。
  • また、入力データの座標値と第一象限に変換した座標値を出力することも可能です。

空白文字の削除

  • 印刷時に空白文字(全角スペース、半角スペース、タブ)を削除することが可能です。

HTML出力

  • 印刷を行ったアプリケーションでの見た目とほぼ同じレイアウトのHTMLファイルを作成します。

制限事項

  • MS-WORDからKDtext_driverを経由して印刷した場合、1文字の文字ポイントが65ポイントを超える文字は印刷することができません。
  • MS-EXCELからKDtext_driverを経由して印刷した場合、予め印刷範囲を設定していない場合の動作は保証できません。
  • イメージデータをテキストデータとして扱えるアプリケーションからKDtext_driverを経由して印刷した場合、KDtext_driverではイメージデータと認識するため処理できません。
  • AutoCAD(DXF/DWG)からKDtext_driverを経由して印刷した場合、Windowsフォント以外のテキストデータの場合認識できません。
  • KDtext_driverの印刷処理をドラッグ&ドロップで実行した場合、印刷対象ファイルが何らかのアプリケーションで使用されていた場合の動作は保証できません。
  • 文章ファイルをKDtext_driverで印刷した場合、元データのデータサイズに比例して処理時間が変化します。
  • PDFファイルからのテキスト抽出はできません。

出力可能なフォーマット

  • HTML
  • TEXT (CSV)
  • RTF
  • XML
  • HTML(レイアウト)

簡易マニュアル

Q&Aと関連ページ

動作環境

対応OS

  • Windows Server 2008 / Windows Server 2008 R2
  • Windows 7
  • Windows 8 / 8.1
  • Windows Server 2012 / Server 2012 R2
  • Windows 10
  • Windows Server 2016
  • Windows Server 2019 New!

※日本語版のみ対応

価格表

型番 製品名 価格 (税抜)
KD-DRV0302 KDtext_driver for Windows(32bit) 15万円
KD-DRV0303 KDtext_driver for Windows(64bit) 15万円
  • 製品定価にサポート費用は含まれていません。別途サポート費用が必要です。 >>詳細はこちら
  • 価格は、1台のマシン(1CPU)に対して1インストールの価格設定です(サーバーへのインストール可)。 購入本数によってボリュームディスカウントがあります。
  • 動作環境が物理環境の場合はCPU数、仮想環境の場合はコア(vCPU)数によって追加費用が必要な場合があります。 >>詳細はこちら

更新履歴

2021年6月30日

バージョンアップを行いました。 (Ver 1.6.1)

  • WindowsXP/Server2003/Vista対応を終了しました。

2019年05月31日

Windows Server 2019に対応しました。

2016年11月30日

対応OSを更新しました。

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