カーネルコンピュータシステム

KDexcel_differ

製品概要

KDexcel_differについて

  • 修正前後の2つのExcelファイルを比較し、差分(違いのある部分)を見つけ色替えし、結果をExcelファイルで出力します。
  • セルの値、数式、罫線、色・パターン、幅・高さ、フォント、コメント、図形、図・グラフ、ハイパーリンク、結合の比較が可能です。
  • ファイル内に挿入された図の比較については、[JPEG, WMF, EMF, TIFF, GIF, PNG, BMP]形式の図に対応しています。

KDexcel_differ 概略図

特長

コマンドライン形式、GUI形式の双方をサポート

  • GUI形式での実行が可能
  • コマンドライン形式(DOS操作)での実行が可能
  • バッチ処理によるフォルダ単位の一括比較が可能(コマンドライン形式の場合)

主な機能

比較項目の指定 (複数指定可能)

  • 値、数式
  • 罫線
  • 色、パターン
  • 幅、高さ
  • フォント
  • コメント(またはメモ)
  • ハイパーリンク
  • 結合
  • 図形(オートシェイプなど)
  • グラフ、図

比較シートの指定

  • 全てのシート同士の比較
  • 指定したシート同士の比較
  • 同一名称のシート同士の比較

シート内の比較範囲の指定

  • 全ての範囲同士の比較
  • 指定した範囲(行数・列数)同士の比較
  • 設定した印刷範囲同士の比較

比較結果の表示方法選択

  • 結果を1つのExcelファイルで表示
  • 結果を2つのExcelファイルで表示

その他

  • 文字列の先頭・末尾の、スペースや改行の判別
  • 大文字小文字、全角半角の区別
  • 結果一覧シート作成機能
    >> サンプル図
  • 行や列の追加削除の判定
    >> サンプル図
  • 表示形式の比較
  • マクロの比較

対応データ形式

入力フォーマット

  • Excelで利用できるファイル (Excelブック、Excelマクロ有効ブック、CSV、など)

出力フォーマット

  • Excelファイル

処理の流れ

GUI形式の場合

  • KDexcel_differを起動します。
  • 比較する2つのExcelファイルを指定します。
  • 必要があれば、各オプション項目(比較項目、比較範囲など)を指定します。
  • 実行ボタンをクリックします。

>> サンプル図

出力結果の表示方法のサンプル図

比較結果のサンプル図

値・数式

色、パターン

  • セルに設定された色やパターンの比較を行います。
    >> サンプル図

フォント

コメント

  • セルに設定されたコメント(またはメモ)の内容を比較します。
    >> サンプル図

ハイパーリンク

  • セルに設定されたハイパーリンクの比較を行います。
    >> サンプル図

結合

図形

  • Excelファイルに挿入された、オートシェイプ、テキストボックス、ワードアートの比較を行います。
    オートシェイプやテキストボックスでは、入力された文字の比較も可能です。
    >> サンプル図

グラフ・図

  • Excelファイルに挿入されたグラフまたは、グラフシートの比較を行います。
  • ファイルから挿入された図を比較します。
    >> サンプル図

罫線

幅、高さ

処理時間について

処理の時間は次の項目によって変化します。

  • 新旧ファイルでの変更箇所の量
  • 比較項目(値、数式、罫線、…)
  • 比較範囲(行数、列数)
  • 比較シート数
処理時間の一例
ファイルサイズ 変更箇所 比較項目「値」「幅、高さ」 比較項目 全て
10列×30行 ほとんど無し 3秒 5秒
多数 3秒 5秒
50列×200行 ほとんど無し 4秒 52秒
多数 7秒 56秒

※ 測定環境 Windows7(64bit) Intel Core i5-3470 CPU 3.20GHz

Q&Aと関連ページ

簡易マニュアル

動作環境

対応OS

  • Windows 7
  • Windows 8
  • Windows 8.1
  • Windows 10
  • Windows 11
  • Windows Server 2008
  • Windows Server 2008 R2
  • Windows Server 2012
  • Windows Server 2012 R2
  • Windows Server 2016
  • Windows Server 2019
  • Windows Server 2022

対応Excelバージョン

  • Microsoft Excel 2002, 2003, 2007, 2010, 2013, 2016, 2019, 2021
  • Microsoft Excel for Microsoft 365 (最終確認日:2024/2/9)
  • 最終確認日は、月次チャネルにおいて最新の状態で動作を確認した日となります。また、最終確認日は定期的に更新します。
  • Excel2016以上とExcel for Microsoft 365は、32bit版,64bit版の両アプリケーションに対応しています。Excel2013以下のバージョンでは、32bit版のアプリケーションのみに対応しています。

価格表

型番 製品名 価格 (税抜)
KD-DIF0040 KDexcel_differ 20万円
  • 製品定価にサポート費用は含まれていません。別途サポート費用が必要です。
    >> 詳細はこちら
  • 動作環境が物理環境の場合はCPU数、仮想環境の場合はコア(vCPU)数によって追加費用が必要な場合があります。
    >>詳細はこちら

関連製品

製品名 製品概要
KDauto_differ/Document フォルダの自動監視と文書データファイル同士の比較を行います。
DTPDIFF 文書データ(Microsoft OFFICE,PDF,DocuWorksなど)同士の比較

更新履歴

2024年2月16日

バージョンアップを行いました。 (ver 3.1.1.0)

  • 結果をテキストファイルで出力する機能を追加しました。Excelファイルを作成しないため、処理速度を上げることができます。

2022年3月31日

  • Windows XP, Windows Vista, Windows Server 2003 のサポートを終了しました。
  • Excel2000のサポートを終了しました。

2021年11月19日

バージョンアップを行いました。 (ver 3.1.0.0)

  • Windows 11, Windows Server 2022に対応しました。
  • Excel2021に対応しました。
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