製品概要
HP2RS, HP3RS, HP2RSC, HP3RSCについて
- HP-GLデータをラスターデータ(TIFF, JPEG, PNG, BMPなど)に変換するソフトです。
- 変換はコマンドライン上(DOS操作)から入出力ファイル名を指定して、ファイルからファイルへデータ変換を行います。
- 変換時にオプションを指定したり、HP-GL用とラスター用の各属性データ変換パラメータファイルの内容を変更することで様々な変換が可能となります。
- 標準入出力の利用や、フォルダ毎のファイル一括変換も可能です。
特長
コマンドライン形式プログラム
- コマンドラインから入出力ファイル名を指定して実行します。
様々なシステムへの組み込みに対応できます。 - バッチ処理による一括変換が可能です。
弊社別売製品との連携
- KDauto_trans(標準版)と連携することで指定フォルダ内のデータに対して自動監視付き処理が可能です。
主な機能
実行時各入出力フォーマットの属性パラメータやオプションパラメータを設定できます。
主なオプション
- 出力ファイル名指定、ログファイル名指定
- スケール、回転、原点移動、センタリング
- オフセット指定、用紙サイズ
- バッチファイルによる指定ファイル一括変換
- マルチページ出力(TIFF、FX-MMR)
- モノクロ出力指定(HP2RSC、HP3RSC)
- その他
属性データ変換パラメータファイル
- 入出力データのフォーマットの指定
- ラスター化するためのバンド幅(メモリ容量)変更
- 入力HP-GLデータのペン番号と色番号の変更
- 出力ラスターデータの線幅の変更
- 出力ラスターデータの解像度変更
- 出力ラスターデータのバイトバウンダリー指定(1-4)
- 強制的に線幅を太く、又は細くすることが可能
- 長尺対応版に限り、入力用紙サイズ毎にスケーリング、回転、オフセットが可能
- True Type Font名を指定して、文字パターン生成が可能(MS明朝、MSゴシックなど)
- その他
対応データ形式
読み込み可能なフォーマット(モノクロ/カラー)
- HP7475A
- HP7550A
- HP7580X(HP7580A, HP7585A)
- HP7590X(HP7595X, HP7596X)
出力可能なフォーマット(モノクロ)
- BMP(非圧縮)
- CALSG4(type1, untiled)
- EDMICS(RLC, MMR)
- FX-MMR
- HP-RTL(非圧縮, Packbits, MMR, MR, MH)
- IOCA(非圧縮, MMR, IBM-MMR)
- JPEG
- MH(G3 FAX)
- MIEL
- MMR(G4 FAX)
- MR(G3 FAX)
- PNG
- Sun Raster(非圧縮, MMR,RLE)
- TIFF(非圧縮, Packbits, G3, G4, CCITT-1D)
- XWD
出力可能なフォーマット(カラー)
- BMP(非圧縮)
- HP-RTL(非圧縮, Packbits)
- JPEG
- PNG
- Sun Raster(非圧縮, RLE)
- TIFF(非圧縮, Packbits)
- XWD
簡易マニュアル
Q&Aと関連ページ
動作環境
対応OS
- Windows 7
- Windows 8 / Windows 8.1
- Windows 10
- Windows 11
- Windows Server 2008 / Windows Server 2008 R2
- Windows Server 2012 / Windows Server 2012 R2
- Windows Server 2016
- Windows Server 2019
- Windows Server 2022
- Linux(RHEL4以降など) ※
- Solaris9以降(SPARC) / HP-UX11i V2以降 / AIX6.1以降
- RHEL4以降あるいはそれに相当するカーネル2.6以降のx86/x64系Linux
価格表
型番 | 製品名 | 価格 (税抜) |
---|---|---|
KD-RAS0081 | HP2RS | 35万円 |
KD-RAS0082 | HP3RS | 45万円 |
KD-RAS0084 | HP2RSC | 50万円 |
KD-RAS0085 | HP3RSC | 60万円 |
- 製品定価にサポート費用は含まれていません。別途サポート費用が必要です。
>>詳細はこちら - 価格は、1台のマシン(1CPU)に対して1インストールの価格設定です(サーバーへのインストール可)。
購入本数によってボリュームディスカウントがあります。 - 動作環境が物理環境の場合はCPU数、仮想環境の場合はコア(vCPU)数によって追加費用が必要な場合があります。
>>詳細はこちら
オプション製品
製品名 | 製品概要 |
---|---|
KDCONV_DIR (階層構造一括変換) |
指定フォルダ以下のファイルを一括して変換するオプションプログラム |
KDauto_trans (標準版) |
自動監視付き変換を行うオプションプログラム |
JIS第2水準 ベクターフォント |
JIS第2水準フォントファイル。 文字を線分化する際に使用します。 |
更新履歴
2023年3月31日
ミラー処理とバイト単位出力の問題を解消しました。(Ver5.1.0)
2023年3月17日
出力サイズを指定した場合に縦方向にズレが発生する問題を修正しました。(Ver5.0.1)
2023年2月28日
図面の下部がカットされる問題を改善しました。(Ver5.0.0)