製品概要
- DXFデータをラスターデータに変換するソフト
- 変換はコマンドライン上(DOS操作)から入出力ファイル名を指定して、ファイルからファイルへデータ変換を行います。 変換時にオプションを指定することや、DXF用とラスター用の各属性データ変換パラメータファイルの内容を変更することでさまざまな変換が可能となります。 標準入出力の利用や、フォルダごとのファイル一括変換も可能です。
サポートフォーマット
入力可能なフォーマット
- DXF(R12J, R13J, R14J, 2000, 2004)
出力可能なフォーマット
モノクロ
- BMP(非圧縮)
- CALSG4(type1, untiled)
- EDMICS(RLC, MMR)
- FX-MMR
- HP-RTL(非圧縮, Packbits, MMR, MR, MH)
- IOCA(非圧縮, MMR, IBM-MMR)
- JPEG
- MMR(G4 FAX)
- MR(G3 FAX)
- MH(G3 FAX)
- MIEL
- PNG
- Sun Raster(非圧縮, MMR, RLE)
- TIFF(非圧縮, Packbits, G3, G4, CCITT-1D)
- XWD
カラー(DXF2RSC、DXF3RSCのみ)
- BMP(非圧縮)
- HP-RTL(非圧縮, Packbits)
- JPEG
- PNG
- Sun Raster(非圧縮, RLE)
- TIFF(非圧縮, Packbits)
- XWD
オプションおよび属性データ変換パラメータファイル
属性データ変換パラメータファイルの内容を変更したり、変換実行時にオプションを指定することで、さまざまな変換が可能となります。 主な内容は以下の通りです。
主なオプション(コマンドライン上(DOS操作)で変換実行時に指定します。)
- 出力ファイル名指定、ログファイル名指定
- スケール、回転、原点移動、センタリング
- オフセット指定、用紙サイズ
- バッチファイルによる指定ファイル一括変換
- マルチページ出力(TIFF、FX-MMR)
- モノクロ出力指定(DXF2RSC、DXF3RSC)
- 出力対象レイヤー指示ファイルにより指定したレイヤー名のみを出力
- 入力データの文字データを無視
- その他
属性データ変換パラメータファイル (入出力の各属性ファイルで指定します。)
- 入出力データのフォーマットの指定
- ラスター化するためのバンド幅(メモリ容量)変更
- 入力DXFデータの色番号の変更
- 出力ラスターデータの線幅・解像度の変更
- 出力ラスターデータの出力範囲の変更
- 出力ラスターデータのバイトバウンダリー指定(1-4)
- 出力サイズのドット指定が可能
- 長尺対応版に限り、入力用紙サイズごとにスケーリング、回転、オフセットが可能
- AutoCADが持っている文字フォント名称(Windows Font)を指定して、文字パターン生成が可能(MS明朝、MSゴシックなど)
- その他
制限事項
弊社の解析処理を使用する製品の変換仕様と制限事項をご覧ください。
簡易マニュアル
関連ページ
Q&Aと関連ページ
動作環境
対応OS
Windows版
- Windows 7
- Windows 8
- Windows 8.1
- Windows 10
- Windows 11
- Windows Server 2008
- Windows Server 2008 R2
- Windows Server 2012
- Windows Server 2012 R2
- Windows Server 2016
- Windows Server 2019
- Windows Server 2022
Linux版
- Linux(RHEL4以降など) ※
- RHEL4以降あるいはそれに相当するカーネル2.6以降のx86/x64系Linux
UNIX版
- Solaris9以降(SPARC)
- HP-UX11i V2以降
- AIX6.1以降
価格表
型番 | 製品名 | 価格 (税抜) |
---|---|---|
KD-RAS0002 | DXF2RS | 35万円 |
KD-RAS0003 | DXF3RS ※1 | 45万円 |
KD-RAS0005 | DXF2RSC | 50万円 |
KD-RAS0006 | DXF3RSC ※2 | 60万円 |
- 100mまで出力可能です。
- 10mまで出力可能です。
- 製品定価にサポート費用は含まれていません。別途サポート費用が必要です。
>>詳細はこちら - 価格は、1台のマシン(1CPU)に対して1インストールの価格設定です(サーバーへのインストール可)。
購入本数によってボリュームディスカウントがあります。 - 動作環境が物理環境の場合はCPU数、仮想環境の場合はコア(vCPU)数によって追加費用が必要な場合があります。
>>詳細はこちら
オプション製品
製品名 | 製品概要 |
---|---|
KDCONV_DIR (階層構造一括変換) |
階層構造の各フォルダ内に散らばっている必要なファイルを拡張子で指定し、下層フォルダまで一括変換します。 |
KDauto_trans (標準版) |
監視フォルダへ入力データを格納することで自動的にデータ変換を行います。 変換結果は、印刷、ファイル転送、指定した別のフォルダへのファイル出力ができます。 |
JIS第2水準 ベクターフォント |
JIS第2水準フォントファイル。 文字を線分化する際に使用します。 |
関連製品
製品名 | 製品概要 |
---|---|
KDrasterコンバート シリーズ (ベクター/ラスター変換) | 各種ベクターデータをラスターデータへ変換します。 |
KDcadコンバート シリーズ (ベクター/ベクター変換) | 各種ベクターデータをCAD(DXF/DWGなど)データへ変換します。 |
AutoCADデータ 変換ソフト |
AutoCAD(レギュラー製品)を利用してAutoCADファイル(DXF/DWG)からラスター(イメージ)、PostScript(PDF)、GERBER、HP-GL/2などへのファイル変換、または印刷処理を行います。 AutoCADを利用するため変換されたデータの品質は非常に高いものとなります。 |
BricsCADデータ 変換ソフト |
BricsCADを利用してAutoCADファイル(DXF/DWG)からラスター(イメージ)、PostScript(PDF)へのファイル変換を行います。 |
DWG → Raster (DWG/ラスター変換) |
DWGデータをラスターデータへ変換します。 |
更新履歴
2024年7月10日
バージョンアップを行いました。(Ver 5.3.2)
2022年10月28日
バージョンアップを行いました。(V5.3.1)
- 不具合を修正しました。
2022年10月3日
バージョンアップを行いました。(V5.3.0)
- AutoCAD 2004形式のデータに対応しました。
- 不具合を修正しました。