製品概要
DTP2PRNはMicrosoft Office(Word, Excel, PowerPoint)、PDF、Microsoft Visio、HTML、XMLなどのDTPファイルをアプリケーションの印刷機能を利用して印刷/出力します。
プリンタドライバ経由で印刷することによってWindowsに搭載またはインストールされている全てのプリンタドライバを利用することができます。
プリンタメーカ社作成のWindowsプリンタドライバを利用することによって高品質な印刷を行うことができます。
特長
- コマンドライン形式(DOS操作)、GUI形式のアプリケーションになっています。 一つの製品で両形式使用することができます。 標準機能としてバッチファイルを利用したフォルダ単位の一括処理が可能です。
- プリンタドライバに「DocuWorks Printer」、「Microsoft XPS Document Writer」、「KD Driver Long PDF DriverまたはPDFファイル出力用プリンタ」を利用することによりXDW、XBD、XPS、PDFファイルを出力することができます。 PDFファイルとXDWファイルはセキュリティ設定が可能です。
- PDFファイルの変換に(入力がPDFファイル)Adobeライセンスは不要です。
主な機能
用紙サイズ
- 用紙サイズ誤差判定用マージン指定
- 用紙サイズの自動選択
印刷
- 指定されたプリンタへの印刷
- フォルダごとにまとめて一括印刷
ファイル出力
- ファイル出力機能としてXDW, XBD, XPS, PDFデータが選択可能
- フォルダごとにまとめて一括変換
バインダー出力
- DocuWorks(XDW)出力は、バインダー出力が可能
その他
- コピー枚数の指定(ファイル出力時には1部固定)
対応DTPデータ
DTPデータ | ファイルの種類(拡張子) | アプリケーション | 対応バージョン |
---|---|---|---|
Microsoft Word | doc, rtf, dot, txt, docx, dotx, docm, dotm | Microsoft Office Word | XP, 2003, 2007, 2010, 2013, 2016, 2019, 2021, 365 |
Microsoft Excel | xls, xlw, xjs, csv, xlt, xlsx, xltx, xlsm, xltm, xlsb | Microsoft Office Excel | XP, 2003, 2007, 2010, 2013, 2016, 2019, 2021, 365 |
Microsoft PowerPoint | ppt, pps, pot, pptx, potx, pptm, potm, ppsx, ppsm | Microsoft Office PowerPoint | XP, 2003, 2007, 2010, 2013, 2016, 2019, 2021, 365 |
Microsoft Visio | vsd, vst, vss, vsdx, vsdm | Microsoft Office Visio | 2002, 2003, 2007, 2010, 2013, 2016, 2019, 2021 |
弊社PDF変換ツール 任意のPDFビューア |
- | ||
DocuWorks | xdw, xbd, xct | DocuWorks | 6(6.2.6以降), 7, 8(8.0.3を除く), 9.0, 9.1 |
ブラウザ(HTML, XML) | htm, html, xml | Internet Explorer | - |
- Officeデータ変換処理に使用するアプリケーションは、Office 2019、Office 2021、Microsoft 365、Visio 2019、Visio 2021は32ビットおよび64ビットアプリケーションに対応しています。それら以外では32ビットアプリケーションをご利用ください。
- DocuWorksの入れ物(xct)を変換するには、DocuWorks 9.0.1以降が必要です。
簡易マニュアル
Q&Aと関連ページ
- DTPデータ変換ソフトに関するQ&A
- Ofice365のサポートバージョン情報
- 印刷関連の変換ソフト (KDコンバートシリーズで印刷に関連する製品をまとめたページです。)
- Microsoft関連の変換ソフト
(KDコンバートシリーズでMicrosoftに関連する製品をまとめたページです。) - PDF関連の変換ソフト
(KDコンバートシリーズでPDFに関連する製品をまとめたページです。) - DocuWorks関連の変換ソフト
(KDコンバートシリーズでDocuWorksに関連する製品をまとめたページです。)
動作環境
対応OS
- Windows 7
- Windows 8
- Windows 8.1
- Windows 10
- Windows 11
- Windows Server 2008
- Windows Server 2008 R2
- Windows Server 2012
- Windows Server 2012 R2
- Windows Server 2016
- Windows Server 2019
- Windows Server 2022
価格表
型番 | 製品名 | 価格 (税抜) |
---|---|---|
KD-PRT0502 | DTP2PRN | 40万円 |
- 製品定価にサポート費用は含まれていません。別途サポート費用が必要です。
>>詳細はこちら - 動作環境が物理環境の場合はCPU数、仮想環境の場合はコア(vCPU)数によって追加費用が必要な場合があります。
>>詳細はこちら
関連製品
製品名 | 製品概要 |
---|---|
KDauto_trans (標準版) |
KDコンバートシリーズ(弊社変換プログラム)と組み合わせて自動監視付き変換を行うオプションプログラムです。 |
KDCONV_DIR | 指定フォルダ以下の階層構造を形成しているファイルを一括して変換するオプションプログラムです。 |
更新履歴
2023年10月31日
バージョンアップを行いました。(V3.5.8.0)
- Excel印刷時に領域範囲外を指定する問題を修正
2022年12月23日
バージョンアップを行いました。(V3.5.7.0)
- 印刷処理中にプリンタで発生したエラーなどへのアクションを指定できる機能を追加
- ログファイルが指定されていない場合のログ書き出しの不具合を修正
2022年9月30日
バージョンアップを行いました。(V3.5.6.0)
- プリンタがオフラインのときなどに処理が終わらなくなる問題を修正
注意事項
- 本製品はログインされた状態で使用してください。ログオフ状態では正常に動作しません。ロック状態であれば動作します。
- サービス上で実行することはできません。また、サービス上で実行しているアプリケーションからの呼び出しにも未対応です。
- インストールマシン以外のネットワーク上のマシンから、リモート呼び出しによる変換はできません。
- DocuWorksの自己解凍ファイル作成機能はDocuWorks バージョン 6.2.6 ~ 8.0.7(8.0.3を除く) のみ利用できます。
- Excelデータの表示とDTP製品で変換(印刷)した結果で、使用するプリンタドライバの解像度設定などが異なることにより、印刷範囲やセルの幅高が変更される場合があります。そのために文字列の改行位置や改ページ位置、縦横の縮尺が異なる場合があります。
- パッケージにKDdriver for Windowsは搭載されていません。
- XDW、XBD出力(DocuWorks Printer利用)する場合は、別途富士フイルムビジネスイノベーション社製品DocuWorks(有償)が必要になります。
- XPS出力する場合は、別途Microsoft社製品Microsoft XPS Document Writer(無償)が必要になります。
- PDF出力する場合は、別途KD Driver Long PDF DriverまたはPDFファイル出力用プリンタが必要になります。
- DocuWorksデータを変換する場合は、富士フイルムビジネスイノベーション社製品のDocuWorks バージョン 6.2.6 ~ 9.1(8.0.3を除く) がインストールされている必要があります。閲覧用で無償配布されているビューアなどでは変換できません。
- Microsoft Office(Word, Excel, PowerPoint)データ、Microsoft Visioデータを変換する場合は、対象データを開き印刷することができるバージョンのMicrosoft社製品がインストールされている必要があります。閲覧用で無償配布されているビューアなどでは変換できません。
- 動作環境については変換時に使用するアプリケーションの動作環境に依存します。
- PDFからPDF、XDW(XBD)からXDW(XBD)への変換はできません。
- 64ビット環境で32ビットアプリケーションとして動作します。
- Officeデータ変換処理に使用するアプリケーションは、Office 2019、Office 2021、Microsoft 365、Visio 2019、Visio 2021は32ビットおよび64ビットアプリケーションに対応しています。それら以外では32ビットアプリケーションをご利用ください。
- Officeのバージョンアップにより機能や仕様に変更があった場合、弊社製品の動作や変換結果に影響を及ぼす可能性があります。
- DocuWorksの入れ物(xct)を変換するには、DocuWorks 9.0.1以降が必要です