特長
- AutoCAD(標準版)の印刷機能を利用して、AutoCADデータ(DXF, DWG)をPDFデータへ変換します。
印刷には弊社製品のKDdriver_long(PDF) for Windowsを使用します。
※要AutoCAD - AutoCADを利用するため精度の高い変換結果を得られます。
ACDTOPSTとの主な違い
- ACDTOPSTはAutoCAD 2010~2020までの対応ですが、ACDTOPDFはAutoCAD 2021~2025に対応しています。
- HP-GL/2ドライバを使用した変換には対応していません。KDdriver_long(PDF) for Windowsを使用した変換のみに対応しています。
- PostScriptデータの出力には対応していません。
主な機能
変換対象空間
- モデル空間・ペーパー空間共に対応しており、指定した空間を変換します。
ペーパー空間にレイアウトが複数ある場合は、すべてのレイアウトを出力します。
出力されたレイアウトをマルチページとするか、シングルページとするか選択が可能です。
変換対象領域
- 印刷領域を「オブジェクト範囲」、「図面範囲(レイアウト)」、「窓」の中から指定して変換を行います。
図面に応じて領域を指定することが可能となります。
用紙サイズ
- 図面に設定された用紙サイズを反映させて変換することが可能です。
任意の用紙サイズの指定にも対応しています。
カスタム長尺用紙対応
- 任意の長尺用紙(カスタム用紙)サイズで変換することが可能です。
長尺用紙サイズの図面をドライバに設定されたカスタム用紙を使用して変換します。
複数の長尺用紙サイズのレイアウトが存在するデータについても変換可能です。
操作形式
- コマンドライン形式(DOS操作)、GUI形式をサポートしており、1つの製品で両形式による操作が可能です。
バッチ処理
- フォルダ単位の一括変換を行えます。
オプション製品を使用することで、階層構造を形成するファイルも一括変換できます。
簡易マニュアル
ACD製品について記載した簡易マニュアルをPDFファイルでダウンロードできます。
Q&Aと関連ページ
- AutoCAD(DXF/DWG)データ変換ソフトに関するQ&A
- DXF/DWG関連の変換ソフト
KDコンバートシリーズのDXF/DWG関連のファイル変換製品をまとめたページです。 - AutoCAD(標準仕様版)のアプリケーションを使用する製品の変換仕様と制限事項について
動作環境
対応OS
- Windows 10 64bit
- Windows 11 64bit
※使用するAutoCADの対応OSによって異なります。
対応AutoCAD
- AutoCAD 2021
- AutoCAD 2022
- AutoCAD 2023
- AutoCAD 2024
- AutoCAD 2025
価格表
型番 | 製品名 | 出力フォーマット | 仕様 | 価格 (税抜) |
---|---|---|---|---|
KD-PRT0606 | ACDTOPDF | カスタム長尺対応版(6A0) | 35万円 |
- 製品定価にサポート費用は含まれていません。別途サポート費用が必要です。
>>詳細はこちら - 動作環境が物理環境の場合はCPU数、仮想環境の場合はコア(vCPU)数によって追加費用が必要な場合があります。
>>詳細はこちら
オプション製品
製品名 | 概要 |
---|---|
KDCONV_DIR (階層構造一括変換) |
指定フォルダ以下のファイルを一括して変換するオプションプログラム |
KDauto_trans (標準版) |
自動監視付き変換を行うオプションプログラム |
更新履歴
2024年8月9日
バージョンアップを行いました。 (V1.1.1)
- データ内の印刷スタイルが使用できない不具合を修正しました。
2024年6月28日
バージョンアップを行いました。 (V1.1.0)
- AutoCAD 2025に対応しました。
2024年3月29日
新規リリース (V1.0.0)
注意事項
- AutoCADデータ変換ソフトの使用には、Autodesk社製品のAutoCAD 2021~2025のいずれかが別途必要になります。 AutoCAD Mechanicalでの変換は行えませんが、AutoCAD Mechanical とAutoCAD(標準版)の共存する環境での、AutoCAD(標準版)を使用しての変換は可能です。
- ACDTOPDFは32bitアプリケーションとして動作します。
- KDdriver_long(PDF) for WindowsはACDTOPDFに付属しておりますので、別途購入する必要はありません。