カーネルコンピュータシステム

RSBAR3RS

製品概要

RSBAR3RS について

  • 様々なラスターデータ(TIFF, JPEG, PNG, BMPなど)のフォーマット変換と画像データの加工を行うことができます。
  • ラスターデータにテキスト合成とバーコード合成を行うことができます。
  • コマンドライン形式なので、バッチ処理による一括変換やシステムへの組み込みに適しています。

特長

バーコード合成機能

ラスターデータにバーコードを合成できます。 使用可能なバーコードは以下の通りです。

  • CODE39
  • CODE128
  • GS1-128(UCC/EAN-128)
  • JAN8
  • JAN13
  • ITF
  • NW-7
  • QR CODE
  • MICROQR CODE
  • PDF417
  • DataMatrix
  • 郵便カスタマーバーコード
  • MaxiCode
  • MicroPDF417
  • コンビニバーコード
  • 医療材料商品コード
  • GS1 DataBar(RSS)

テキスト合成機能

  • ラスターデータに任意のテキスト・テキストファイルを合成できます。
    また、ファイル名やページ番号、日付、時間の合成が可能です。
  • テキストファイルから新規ラスターファイルの作成が可能です。
  • Windows版ではWindowsフォントの指定が可能です。
  • Unix/Linux版ではTrueTypeフォントの指定が可能です。
  • Windowsフォント、又は、TrueTypeフォント指定時は、JIS第3/4水準に対応しています。
  • JIS第1水準フォントを標準サポートしています。
    なお、JIS第2水準フォントはオプションとなります。

ラスター編集機能

  • 異なるフォーマットのラスターデータ(TIFF, JPEG, PNG, BMP, CALS等)の相互変換が可能で、ラスターデータに任意の編集を加えることができます。
  • 長尺対応でモノクロとカラー双方に対応しています。

コマンドライン形式プログラム

  • コマンドラインから入出力ファイル名を指定して実行します。
    様々なシステムへの組み込みに対応できます。
  • バッチ処理による一括変換が可能です。

弊社別売製品との連携

  • KDauto_trans(標準版)と連携することで指定フォルダ内のデータに対して自動監視付き処理が可能です。

主な機能

読み込んだラスターデータにバーコードを合成して、ラスターデータを出力

  • バーコードの種類を指定
  • バーコードの高さ、幅、方向、色、の指定
  • バーコードの貼り付け位置の指定
  • QR CODEの誤りレベル(L,M,Q,H)の指定
  • QRコードの内容を記録するファイル名の指定
  • 原点と座標軸の設定
  • バーコードの基準位置の指定
  • バーコードの内容を文字列で設定
  • ページ番号/日付/ファイル名を使ってバーコードを作成
  • バーコードの内容をCSVで指定
  • チェックキャラクターの有無の指定
  • バーコードの下にある文字列を表示の有無
  • クワイエットゾーン(空白領域)のサイズ指定
  • バーコードの黒バー縮小量の指定
  • バーコードの最も細いバーの幅またはQR_CODEの最小セル幅の指定
  • CODE39,ITF,NW-7の、太バー/細バーの比率の指定
  • マルチページファイルにバーコードを合成する場合の、合成先のページ番号の指定

読み込んだラスターデータにテキストを合成して、ラスターデータを出力

  • フォント名称の指定
  • 太字フォント、斜体フォント、アンダーラインフォントの指定
  • 文字の幅、高さ、文字間隔、方向の指定
  • 表示文字列の指定、テキストファイルの指定
  • 文字列の色、透明度の指定
  • 文字の表示位置の指定
  • 原点と座標軸の設定
  • 文字の基準位置の指定
  • ページ番号、日付、時間、ファイル名の割り付けの指定
  • ページ番号、日付、時間、ファイル名の割り付け位置の指定
  • ページ番号を割り付ける書式、開始ページ指定
  • ページ番号とファイル名を割り付ける余白の指定
  • マルチページファイルへ文字列を合成する場合の合成先のページ番号の指定
  • 合成する範囲の指定

読み込んだラスターデータにスタンプを合成して、ラスターデータを出力

  • 年月日と任意のテキストを組み合わせた日付印の合成
  • 円・四角と任意のテキストを組み合わせたスタンプの合成
  • フォント名称の指定
  • 表示文字列の指定
  • スタンプの表示位置の指定
  • 原点と座標軸の設定
  • スタンプの基準位置の指定

ラスターデータ相互変換

出力データへのオプション設定について

  • マルチページ/シングルページ処理
  • 拡大・縮小(スケーリング)、回転、クリッピング、オフセットの処理
  • モノクロ、カラーについての画像設定
  • 複数イメージの合成(マージ)処理

対応フォーマット

読み込み可能なフォーマット(モノクロ/カラー)

  • BMP
  • CALSG4(type1, type2(tiled))
  • CCRF
  • DCX
  • EDMICS(MMR, RLC)
  • Exif
  • FORMTEK
  • FX-MMR
  • GIF
  • GTX(G4)
  • IOCA(非圧縮, MMR, IBM-MMR)
  • JPEG
  • JPEG 2000
  • MMR(G4 FAX)
  • MR(G3 FAX)
  • MH(G3 FAX)
  • MIEL
  • NSXPRESS(MMR, MR, MH)
  • PBM/PGM/PPM
  • PCX
  • PNG
  • Sun Raster(非圧縮, MMR, MR, MH, RLE)
  • TIFF(非圧縮, Packbits, JPEG, CCITT-1D, MMR, MR, MH, LZW, deflate)
  • TOSFILE(MMR, MR, MH)
  • WBMP
  • XBITMAP
  • XDW(DocuWorks)
  • XWD(X Window Dump)

出力可能なフォーマット(モノクロ/カラー)

  • BMP
  • CALSG4(type1, untiled)
  • EDMICS(MMR, RLC)
  • EPSF
  • FX-MMR
  • GIF
  • HP-RTL(非圧縮, Packbits, MMR, MR, MH)
  • IOCA(非圧縮,MMR,IBM-MMR)
  • JPEG
  • JPEG 2000
  • MMR(G4 FAX)
  • MR(G3 FAX)
  • MH(G3 FAX)
  • MIEL
  • PBM/PGM/PPM
  • PNG
  • PostScript
  • PDF
  • PDF/A-1b
  • PDF/X-1a
  • Sun Raster(非圧縮, MMR, RLE)
  • SVG(JPEG, PNG)
  • TIFF(非圧縮, Packbits, JPEG, classF, CCITT-1D, MMR, MR, MH, LZW, deflate)
  • WBMP
  • XDW(DocuWorks)
  • XWD(X Window Dump)
  • XDW(DocuWorks)の入出力には別途、富士フイルムビジネスイノベーション社製品DocuWorks6~9.1(8.0.3を除く)が必要になります。(9.1.5以降ご利用時の注意点)
  • サブスクリプション版のDocuWorksには対応しておりません。
  • 「ISO 32000-1」に準拠したPDFを作成できます。
  • PDF作成にAdobe Acrobat製品は必要ありません。

Q&Aと関連ページ

動作環境

対応OS

Windows版
  • Windows 7
  • Windows 8
  • Windows 8.1
  • Windows 10
  • Windows 11
  • Windows Server 2008
  • Windows Server 2008 R2
  • Windows Server 2012
  • Windows Server 2012 R2
  • Windows Server 2016
  • Windows Server 2019
  • Windows Server 2022
Linux版
  • Linux(RHEL4以降など) ※
  • RHEL4以降あるいはそれに相当するカーネル2.6以降のx86/x64系Linux
UNIX版
  • Solaris9以降(SPARC)
  • HP-UX11i V2以降
  • AIX6.1以降

価格表

型番 製品名 価格 (税抜)
KD-RAS0604 RSBAR3RS 40万円
  • 製品定価にサポート費用は含まれていません。別途サポート費用が必要です。 >>詳細はこちら
  • 動作環境が物理環境の場合はCPU数、仮想環境の場合はコア(vCPU)数によって追加費用が必要な場合があります。 >>詳細はこちら

オプション製品

製品名 製品概要
KDCONV_DIR
(階層構造一括変換)
指定フォルダ以下のファイルを一括して変換するオプションプログラム
KDauto_trans
(標準版)
監視フォルダへ入力データを格納することで自動的にデータ変換を行います。
変換結果は、印刷、ファイル転送、指定した別のフォルダへのファイル出力ができます。
JIS第2水準ベクターフォント JIS第2水準フォントファイル。
テキスト合成機能のオプションフォントです。

関連製品

製品名 製品概要
RS3RS ラスターデータの相互変換
RSTX3RS ラスター / ラスター変換 + テキスト合成
RSDF3RS ラスター / ラスター変換 + 比較機能強化
RSMASK3RS ラスター / ラスター変換 + マスク機能
RSDV3RS ラスター / ラスター変換 + 分割機能
RSDV4RS ラスター / ラスター変換 + 分割機能 + テキスト、バーコード合成
RSDV3FAX ラスター / ラスター(FAXサイズ出力専用)変換 + 分割機能
RSHP3RS ラスター / ラスター変換 + テキスト、ベクターデータ(HP-GL)合成
RSH23RS ラスター / ラスター変換 + テキスト、ベクターデータ(HP-GL/2)合成
RSDXF3RS ラスター / ラスター変換 + テキスト、ベクターデータ(DXF)合成
RSDWG3RS ラスター / ラスター変換 + テキスト、ベクターデータ(DWG)合成

更新履歴

2023年12月14日

バージョンアップを行いました。 (ver 3.6.10)

2023年10月31日

バージョンアップを行いました。 (ver 3.6.9)

  • グレースケールのTIFFをWhiteIsZeroで出力する機能を追加しました。

2023年9月29日

バージョンアップを行いました。 (ver 3.6.8)

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