カーネルコンピュータシステム

KDdriver_long_pdf

製品概要

KDdriver_long(PDF) for Windowsについて

Windowsの印刷機能を利用して、各種アプリケーションからプリンタへ印刷されるイメージを、紙出力ではなく、ベクター形式のPDFファイルに出力します。(イメージ形式のPDFにも対応) KDdiver_Long(PDF)でのPDFの出力(生成)にはAdobe Acrobatの必要はありません。 長尺PDFファイル(6A0)の出力に対応しています。

操作説明

Windowsアプリケーションの印刷処理において、出力を行うプリンタをKDdriverにして、印刷処理を実行することで、アプリケーションデータの印刷結果がPDFファイルに変換(出力)されます。 一般のプリンタに印刷する処理と同様の操作になります。

KDdriver_long(PDF) for Windows 概略図

特長

  • ベクター形式、イメージ形式のPDF出力に対応しています。
  • PDFの出力(生成)にAdobe Acrobatのライセンスが必要ありません。
  • 定形/不定形、長尺サイズ(6A0)、ロール紙サイズの出力に対応しています。
  • 1製品でカラー/モノクロ/グレースケールのデータ形式の出力が可能です。
  • 高解像度で出力(50-2540DPI)が可能です。

製品用途

  • 電子文書(MS-WORD,PDF)・図面(CAD)等をPDF化します。
  • インターネットのブラウザで読み込めるPDFファイルを作成します。
  • 電子文書・図面等をPDFで管理するデータベースに登録する際、紙へ印刷してスキャナで取り込む処理を行わず、直接PDFデータを作成して登録します。
  • マニュアル等の電子文書を改ざん(編集)されたくない場合、PDF化することで編集されるのを防ぐことができます。
  • 合成機能でバーコードやテキスト(文字)、イメージ(ロゴマーク、印鑑)などの様々な情報を付加します。
  • 大きいサイズのデータを小さいサイズにスケーリング出力して印刷用データとすることで、印刷時に用紙の節約をおこないます。 (例:A3/B4で印刷されるレターサイズをA4へ縮小することによって、用紙の節約をおこないます)

主な設定

モード設定

  • 全てのデータを画像化して出力します。
  • 文字データを除くデータを画像化して出力を行います。
  • 画像化を行わず、ベクターデータとして出力を行います。

出力(用紙)サイズ

  • 定形の用紙サイズ、長尺などの任意の(用紙)サイズで出力します。

出力ファイル名設定

  • 任意のファイル名で出力します。
  • アプリケーションファイル名を利用して出力します。
  • 印刷された文字情報からファイル名を作成する事ができます。 new
  • 印刷内容から異なるフォルダへ出力する事ができます。 new
    例えば、請求書は請求書フォルダへ、納品書は納品先会社毎のフォルダへ出力を行う事ができます。

マルチページ出力

  • マルチページ/シングルページ出力を選択します。
  • 上書き、または連番を付加して出力します。

オーバーレイ(合成)

  • バーコード、テキスト(文字)、ビットマップ、メタファイルを合成します。 バーコード合成は以下のものに対応しています。
    • CODE39
    • CODE128
    • GS1-128(UCC/EAN128)
    • JAN8
    • JAN13
    • ITF
    • NW-7
    • QR CODE
    • MICRO QR CODE
    • PDF417
    • DataMatrix
    • 郵便カスタマーバーコード

拡大・縮小・回転

  • 出力データのサイズ、拡大・縮小、向き(回転)を指定します。

入力データの自動判定にともなう処理

  • 入力データのサイズごとに出力データのサイズ、拡大・縮小、回転などを指定します。

その他

  • ファイルへの出力が終了したタイミングで、自動的に任意のアプリケーションを起動できるようになりました。 例えば、生成されたファイルをビューアで表示したり、ftpやlprを利用して直接プロッタに印刷する等、後続の処理と連携ができます。

Q&Aと関連ページ

動作環境

対応OS

  • Windows 7
  • Windows 8 / 8.1
  • Windows 10
  • Windows 11
  • Windows Server 2008 / Windows Server 2008 R2
  • Windows Server 2012 / Server 2012 R2
  • Windows Server 2016
  • Windows Server 2019
  • Windows Server 2022

※日本語版のみ対応

価格表

KDdriver_long(PDF) for Windowsの価格表
製品名 32ビット版 64ビット版 価格(税抜)
KDdriver_long(PDF) for Windows KD-DRV0412 KD-DRV0414 35万円
KDdriver_long_para(PDF)(20並列) for Windows KD-DRV0432 KD-DRV0433 45万円
KDdriver_long_para(PDF)(100並列) for Windows KD-DRV0434 KD-DRV0435 60万円
  • 製品定価にサポート費用は含まれていません。別途サポート費用が必要です。   >>詳細はこちら
  • 動作環境が物理環境の場合はCPU数、仮想環境の場合はコア(vCPU)数によって追加費用が必要な場合があります。 >>詳細はこちら
  • 出力に関するデータ処理はアプリケーションの印刷機能に依存します。
  • 1台のPC(マシン)に対して1ライセンス必要になります。   購入するライセンス数によってボリュームディスカウントがあります。
  • Windowsの印刷機能を使用するためWindowsOSによってプログラム(製品)が異なります。
  • プラットフォーム(32bit、64bit)ごとにプログラム(製品)が異なります。
  • ネットワーク(共有)プリンタとして使用することはできません。
  • KDdriver_long_paraはDTP*RSL製品、KDprintdrv_batchでは利用できません。

機能拡張製品&オプションプログラム

製品名 製品概要
DTP3PDF 各種DTPデータ(MS-OFFICE(Word, Excel, PowerPoint), DocuWorks, Visio, HTML, XMLなど)を KDdriver_long(PDF) for Windowsを利用してPDFファイルに変換する コマンドライン形式(DOS操作)、GUI形式(画面操作)双方に対応したアプリケーションです。Adobe Acrobatを使用しないため、Adobe Acrobatのライセンスは不要です。
KDprintdrv_batch for Windows ファイルの拡張子に関連付けされたアプリケーションで起動し、選択されたKDdriverを経由して一括印刷を行います。GUI(画面)とコマンドラインからの起動が可能でフォルダまたはファイルでの選択が可能です。
KDdrvbatchc
for
Windows
MS-OFFICEファイル(Word/Excel/PowerPoint)をコマンドラインから指定して変換を行います。フォルダと文書ファイルの拡張子を指定してフォルダ内のファイル一括変換を行うことも可能です。
KDdriver DLL
Library
KDdriverを使用して各種アプリケーションの印刷処理を行う場合にKDdriverの出力設定(用紙サイズ、解像度等)の変更、ステイタスのチェックを行うための関数群です。DLL形式での提供となります。

更新履歴

2023年11月10日

バージョンアップを行いました。(Ver 1.4.8)

2023年8月18日

バージョンアップを行いました。(Ver 1.4.7)

  • 25mまでの出力に対応しました。

2022年9月13日

バージョンアップを行いました。(Ver 1.4.6)

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