特長
- AutoCAD(標準版)の印刷機能を利用して、AutoCADデータ(DXF, DWG)をイメージデータ(TIFF, JPEGなど)へ変換します。(※要AutoCAD)
- AutoCADを利用するため精度の高い変換結果を得られます。
- AutoCAD 2010~2020に対応しています。AutoCAD 2021~2024を使用する場合は別製品のACDTORSをご利用ください。
主な機能
変換対象空間
- モデル空間・ペーパー空間共に対応しており、指定した空間を変換します。
ペーパー空間にレイアウトが複数ある場合は、すべてのレイアウトを出力します。
出力されたレイアウトをマルチページとするか、シングルページとするか選択が可能です。
変換対象領域
- 印刷領域を「オブジェクト範囲」、「図面範囲(レイアウト)」、「窓」の中から指定して変換を行います。
図面に応じて領域を指定することが可能となります。
用紙サイズ
- 図面に設定された用紙サイズを反映させて変換することが可能です。
任意の用紙サイズの指定にも対応しています。
カスタム長尺用紙対応
- 任意の長尺用紙(カスタム用紙)サイズで変換することが可能です。
長尺用紙サイズの図面をHPドライバに設定されたカスタム用紙を使用して変換します。
複数の長尺用紙サイズのレイアウトが存在するデータについても変換可能です。
※ ACD3RS, ACD3RSC のみ
ラスター変換
- 任意のラスターフォーマット・解像度を指定できます。
シングルページとマルチページの選択が可能です。
操作形式
- コマンドライン形式(DOS操作)、GUI形式をサポートしており、1つの製品で両形式による操作が可能です。
バッチ処理
- フォルダ単位の一括変換を行えます。
オプション製品を使用することで、階層構造を形成するファイルも一括変換できます。
出力対応フォーマット
ACD2RS, ACD3RS (モノクロ)
- BMP(非圧縮)
- CALSG4(type1)
- EDMICS(RLC, MMR)
- FX-MMR
- HP-RTL(非圧縮, Packbits)
- IOCA(非圧縮, MMR, IBM-MMR)
- JPEG
- MMR(G4 FAX)
- MR(G3 FAX)
- MH(G3 FAX)
- MIE~L
- PNG
- Sun Raster(非圧縮, MMR, RLE)
- TIFF(非圧縮, Packbits, G3, G4)
- XWD
ACD2RSC, ACD3RSC (カラー)
- BMP(非圧縮)
- FX-MMR
- HP-RTL(非圧縮, Packbits)
- JPEG
- JPEG, Imaging用JPEG
- PNG
- Sun Raster(非圧縮, RLE)
- TIFF(非圧縮, Packbits), TIFF-FX
- XWD
簡易マニュアル
ACD製品について記載した簡易マニュアルをPDFファイルでダウンロードできます。
Q&Aと関連ページ
- AutoCAD(DXF/DWG)データ変換ソフトに関するQ&A
- KDrasterコンバート(ベクター/ラスター変換)に関するQ&A
- KDprintコンバートに関するQ&A
- DXF/DWG関連の変換ソフト
KDコンバートシリーズのDXF/DWG関連のファイル変換製品をまとめたページです。 - AutoCAD(標準仕様版)のアプリケーションを使用する製品の変換仕様と制限事項について
- ACD3RS製品の変換時間
動作環境
対応OS
- Windows 7
- Windows 8 / Windows 8.1
- Windows 10
※使用するAutoCADの対応OSによって異なります。
対応AutoCAD
- AutoCAD 2020
- AutoCAD 2019
- AutoCAD 2018
- AutoCAD 2017
- AutoCAD 2016
- AutoCAD 2015
- AutoCAD 2014
- AutoCAD 2013
- AutoCAD 2012
- AutoCAD 2011
- AutoCAD 2010
価格表
型番 | 製品名 | 出力フォーマット | 仕様 | 価格 (税抜) |
---|---|---|---|---|
KD-RAS0800 | ACD2RS | モノクロ | A0対応版(A0/600DPI) | 40万円 |
KD-RAS0802 | ACD2RSC | カラー | 40万円 | |
KD-RAS0801 | ACD3RS | モノクロ | カスタム長尺対応版(6A0/3000DPI) | 45万円 |
KD-RAS0803 | ACD3RSC | カラー | 45万円 |
- 製品定価にサポート費用は含まれていません。別途サポート費用が必要です。
>>詳細はこちら - 動作環境が物理環境の場合はCPU数、仮想環境の場合はコア(vCPU)数によって追加費用が必要な場合があります。
>>詳細はこちら
オプション製品
製品名 | 概要 |
---|---|
KDauto_trans (標準版) |
アプリケーション側から監視フォルダごと(最大200個)にフォーマットの異なる入力データを格納することで自動的にデータを取り出し、フォルダごとやデータタイプごとに指定されたデータ変換ソフト(別売)を起動させ、データ変換します。 |
KDCONV_DIR (階層構造一括変換) |
下層データを一括変換 (必要な拡張子のみ選択変換、入力階層構造と同じ出力階層構造で変換、変換後、入力ファイルの変換エラー、変換OKのファイル削除選択等) |
更新履歴
2024年8月6日
バージョンアップを行いました。 (V4.4.1)
- データ内の印刷スタイルが使用できない不具合を修正しました。
2024年5月21日
バージョンアップを行いました。 (V4.3.3)
2022年6月17日
バージョンアップを行いました。 (V4.2.1)
注意事項
- AutoCADデータ変換ソフトの使用には、Autodesk社製品のAutoCAD 2010~2020のいずれかが別途必要になります。 AutoCAD Mechanicalでの変換は行えませんが、AutoCAD Mechanical とAutoCAD(標準版)の共存する環境での、AutoCAD(標準版)を使用しての変換は可能です。
- 64bit OSでは32bitアプリケーションとして動作します。
- HP-GL/2ドライバが別途必要です。